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メルセデスAMG A45 4MATIC(W176/後期)

AMGアドバンストパッケージ装備車


先日はA180スポーツの試乗記で、なかなかハンドリングが素晴らしいということをお伝えしましたが、今回はさらに上を行きます。


メルセデス・ベンツAクラスはメルセデス・ベンツが販売しているCセグメント ハッチバック車であり、メルセデスAMG A45 4MATICはAクラスをベースにメルセデスAMGのブランドで販売している最強のCセグメント車の1つです。

ライバルは、Audi RS3やVW ゴルフR、BMW M2で、同じハッチバックのBMW M135iでは少々物足りなさそうです。

試乗車概要

Mercedes-AMG A45 4MATIC
AMG A45のインテリア

小さなボディにAMGのすべてがつぎ込まれている。それがAMG A45です。

4MATICとはメルセデス・ベンツの4WDを意味しています。逆に言うなら、ハイパワーでも4WDがパワーをすべて受け止めてくれる ことになりそうです。


正式グレードと概要

Mercedes AMG A45 4MATIC

排気量
2,000㏄
最高出力/トルク 381ps/48.4kgm
走行距離 約200km
今回の平均燃費
-km/L
車両本体価格 約800万円ほ ど
試乗日の路面状態 ウェット


メルセデスAMG A45 4マチックは1グレードのみで構成され、必要なオプションを装備することになっています。今回の試乗車にはAMG アドバンストパッケージ(約81万円)が装備されています。





メルセデスAMG A45 4MATIC 外観

メルセデス・ベンツA180スポーツ フロントから
通常のAクラス

AMGというだけあり、通常のAクラスと比較をしても一味違うことを紹介したいと思います。


やはりメルセデス・ベンツは美しいで しょう

メルセデスAMG A45 4MATIC
AMG A45 フロントから撮影

申し上げるまでもありませんが、AMG A45はメルセデス・ベンツAクラスの美しいデザインを残しつつ、エアロパーツなどで、たくましさを備えたデザインです。


AMG A45 リアからのデザイン

メルセデスAMG A45 リアから

リアバンパーの迫力もさることながら、4本マフラーを装備しているなど、AMGらしいデザインにたとえAクラスであっても妥協はありません。



4本マフラー?
4本マフラーと見せかけて、外側からそう見えるだけのようです。




横からも

横から撮影
AMG A45 横から撮影(道路上での撮影だったもので・・・)

白いボディに黒いアルミのコントラストが絶妙です。車が小さいからと言うのもありますが、このようなデザインでも決して下品では無いのがメルセデスのクオ リティでしょう。



18インチアルミ

ミシュラン パイロットスポーツ3
235/40ZR18のタイヤ

高級車であれば、このくらいのタイヤを装着しているクルマは多いですが、Aクラスのボディサイズでこのタイヤなので、なかなかカッコよく見えたりします。 なお、標準装着タイヤはミシュラン パイロットスポーツ3のようです。

ZR18のZは超高速域にも耐 えられる性能を持っており、さすがAMGに装着されるタイヤだけのことはあります。






メルセデスAMG A45 4MATICのインテリア

AMG A45のインテリア
AMG A45 フロントの全景

デザインがより一層スポーティになっている以外は、通常のAクラスと同じように見えますが、細かい点で違いがあるので紹介します。


パネル等は普通のAクラスより若干ス ポーティでオシャレなくらい

Aクラスのセンターパネル
スポーツモードに切り替えデザインが多少スポーティですが、基本は普通のAクラスと変わりません。

写真左クライメートコントロールもモチロン装備されていますが、左の写真はA180スポーツのページから流用したものです・・・。










アルミペダルも装備

AMG A45のアルミペダル
パーキングブレーキが電子制御式なので2ペダルのみです。
こうみると、昔のメルセデス・ベンツのMT車が4ペダルだったのが不思議なくらいです。

ちなみに、アルミペダルに関してはA180スポーツにも装備されています。




フロントシートはごっついAMGパ フォーマンスシート(本革)

AMG A45のシート
このクルマもヘッドレスト一体型です。

座り心地はやや硬めです。ただし、腰回りが私のように太い方だと座面が少々狭いため、若干窮屈に感じます。

座り心地は決して良くありませんが、長距離の運転でも疲れることはありませんし、峠道に入った瞬間このシートは高いホールド性もあるため、非常に”役に立 つ”シートでもあります。



そしてよく見ると、
AMGパフォーマンスシートはレカロ社製助手席も含めて電動シート
写真左:AMGパフォーマンスシートはレカロ社製でした。
写真右:一応、助手席も含めて電動シートも装備されているレカロのシートです。


本日試乗したAMG A45 4MATIC AMGアドバンストパッケージには、写真の通りの本革シートが装備されていますが、最近限定で入荷されているレーシング エディションにはDINAMICAが装備されているそうです。



後部座席もスポーティだけど狭い

AMG A45 後部座席
座り心地は普通です。

フロントシートを後ろにし過ぎなければ、長時間後部座席に着席していても疲れることは無いでしょう。



一番の違いは、AMGにはフロアシフ トが装備

AMGのシフト
コラムシフトとパドルシフト通常のメルセデス・ベンツの場合、写真左のようなコラムシフトが採用されています。AクラスからSクラスまで、ほぼ全車種で す。(Gクラス等一部以外)

しかし、AMGになると一部を除き、多くの車がフロアシフトになります。

基本的にシンプルで、ブレーキを踏んだ状態で手前に引けばDに、前に倒せばRに、Pと書いたボタンを押せばPに入るようになっています。




心地よいパドルシフトを採用

AMGのパドルシフトは本格的
パドルシフト

通常のメルセデス・ベンツに搭載されているパドルシフトは、ただシフトチェンジのためについている感じがありますが、さすがAMGだけあり、シフトチェン ジを楽しめそうなパドルシフトが装備されています。

MTモードで走行をしなければ、通常のメルセデス・ベンツのパドルシフトと操作方法は同じです。




引き続き、 次のページにてメルセ デスAMG A45 4MATICの走行性能などをお伝えします。






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