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アウディ A4セダン 2.0TFSI クワトロ

アウディA4 2.0TFSIクワトロ

アウディA4は、アウディが販売するDセグメントの車です。昨年に引き続き、今回もアウディ自慢のクワトロ(4WD)の雪道試乗 です。

ライバルは、メルセデス・ベンツCクラス/BMW3シリーズあたりですが、他社と比較をしてもクワトロという技術は圧倒的に優れており、雪国においてはスバル レガシィもライバルになりそうです。

試乗車概要

AUDI A4 2.0TFSI Quattro(B9)

2016年 8年ぶりに新型が登場し、フルモデルチェンジが施されたアウディA4は5代目になりました。

新しくなったアウディA4には、なんと1.4L(2WDのみ)の非力なエンジンも設定されるなど驚かされる点も多々あります。


なお、クアトロ(Quattro)は「4つ」を意味し、アウディ車の場合には4WD車を意味します。



正式グレード

Audi A4 2.0TFSI Quattro (B9)

排気量
2,000㏄
最高出力/トルク 252ps/37.7kgm
走行距離 約280km
(高速・峠・街中)
今回の平均燃費
測定せず
車両本体価格 約620万円ほど
試乗日の路面状態 スノー


新型アウディA4の グレードラインナップは、
・Audi A4 1.4TFSI (2WD)
・Audi A4 1.4TFSI Sport
・Audi A4 2.0TFSI (2WD)
・Audi A4 2.0TFSI Quattro
・Audi S4 (V6-3.0L ターボ/クワトロ)

となっており、ノーマルグレードのA4としては、A4 2.0TFSIクワトロが最上級グレードになります。(そこからパッケージオプションを選択する必要があります)

また、2.0TFSIと2.0TFSIクワトロは、排気量こそ同じものの、A4 2.0TFSIクワトロに搭載されているエンジンの方が出力が上になります。また、先代A4 クワトロと比較をしても出力が向上しており、運転するのが楽しみでもあります。





アウディ A4 2.0TFSI クアトロ エクステリア

まずは、新しくなったアウディの外観を紹介します。

B9型も先進的なデザイン

アウディA4 2.0TFSIクワトロ フロント
新型A4 フロントから撮影。(LEDライティングパッケージ装備車)

アウディのフルモデルチェンジの特徴として、大幅なデザインの変更が無い点が挙げられると思います。それにしては、初代と比較をすると今風でカッコよく見えます。

先代との外観の変更点が分かりづらいと言うことは、新しい車を買っても気分的に盛り上がらない残念な側面がある一方、同じ色の車を購入すれば、 「あそこの家はアウディ乗り換えたの~?お金持ちは羨ましいねぇ~。」と言われることもなく、近所の目を気にしなくて済みそうです。




横から眺めるデザインも美しい

アウディA4 サイド
ちょうど良いセダンといった印象を持てます。
今回は2.0TFSIクワトロ標準装備の17インチアルミが装備されていますが、18/19インチのアルミもオプションで用意されています。


ただ、横からのデザインがマイナーチェンジしたばかりのA3セダンと大きさ以外で区別がつかないことが難点でしょうか。



リアデザインは・・・?

アウディA4 リア・・・
アウディA4をリアから撮影してみましたが、これでは何も分かりませんね。


ですが再び10数キロほど走行すると、
アウディA4 リアから撮影
勝手に雪が落ちてくれるため除雪作業が楽です。
理屈は分かりませんが、何度雪が積っても勝手に下に落ちます。しかしその機能、すごく役に立つのですが、それは後ほど紹介するとします。


そして、何と言ってもアウディ名物のシーケンシャル ウインカー(流れるウインカー)も装備されています。(リアのみ。フロントはオプションのマトリクスLEDヘッドライトで装着可)






アウディ A4 2.0TFSI クワトロ インテリア

アウディA4 インテリア

続きましては新型アウディA4のインテリアです。
インテリアの装備に関しては、特にオプションは無さそうでした。



近未来の宇宙戦艦を連想させてくれそ うなインテリア

フルオートエアコンにスイッチ
フルオートエアコンにスイッチ類

瞬時に必要なエアコンの操作スイッチであったり、アウディ ドライブセレクト(走行モード切替)などは分かりやすい場所に配置されており、何でもかんでもモニタの中に詰め込んでいる210系クラウンとは 使いやすさが大違いです。



シフト
新しくなったアウディA4のシフトレバー(7速Sトロニック)

BMW同様に右のボタンを押しながら手前に引くとD(ドライブ)、奥に押すとR(リバース)になります。操作性に優れていると言えます。

また、P(パーキング)がボタン押すだけになったため、A8以上に操作しやすいシフトになりました。(A8の場合はDからRに入れる時に間違えてPに入る ことが多々あります・・・。)


パネル
アルミ調のパネル


新しくなったアウディA4のインテリアは、近未来の戦艦を連想させるシンプルなインテリアで統一されており、高級感自体は感じられないものの、大変居心地 の良いクルマです。今まで私が乗った中では初めての経験かもしれません。

また、もし高級感をお望みであれば、ラグジュアリーパッケージを選択すると、本革シート+ウッドパネルを装備することが可能です。



シートはクロス(布)だけど座り心地 はGood!

アウディA4 クロスシート
パワーシートとなっています。

A4くらいのクラスになれば本革シートであると嬉しかったりもしますが、布シートの方が滑りにくいため、後部座席に置いといた私のカバンが行方不明になることは ありませんでした。

先述の通り、ラグジュアリーパッケージを選択するとレザーシートに変更することが可能なほか、S lineパッケージを選択した場合にはスポーツシートが装備されます。




アウディA4セダンの後部座席

アウディA4セダン 後部座席
アウディA4セダンの後部座席

フロントシートを前に出せば後部座席は狭くありません。ただ、快適なドライブを行うのであれば大人4人が限界と言ったところでしょうか。

なお、A4セダンには6:4のトランクスルーも装備されているため、サーフボードやスキー板を積むためにステーションワゴンタイプを購入する必要はありません。




トランクルームは広い

アウディA4セダン トランクルーム
トランクルームは広めです。
ただし、横幅が狭くリアシートを倒さないと長いものは積めなさそうです。


ちなみに、
バッテリーはトランクルーム内

バッテリーはトランクルーム内にあるため、北海道のような極寒地であってもバッテリーあがりのリスク減少しそうです。が、トランクに大量の荷物を積んでいる時にバッテリーあがりを起こすと悲惨なことになるでしょう。






アウディ A4 2.0TFSI クワトロ(B9) 走行性能

アウディA4 2.0TFSIクワトロ 走行性能

写真は雪道ですが、雪道における走行性能は次のページで紹介するとして、基本的な走行性能を紹介します。



2.0TFSIクワトロに搭載される エンジンがすごい!!!

A4で高速道路を走行
高速道路で撮影

A4 2.0TFSIクワトロに搭載されているエンジンの何がすごいかと申し上げると、抜群に速すぎるのです!

北海道の一般道において追い越しをすることは多々あると思いますが、ギアをDからSに切り替えて軽くアクセルを踏み込んだら、猛烈な加速を得られるのです。言うまでもありませんが、あっという間に「高速道路の」法定速度を超えてしまいそうです・・・。

以前試乗したA6アバント 2.0TFSIクワトロ(めちゃ速かった・・・)と同じ数値となっています。(エンジン型式はA4がCYR、A6がCYPで若干異なるようです。)


ちなみに、雪道をメインに走行したこともあり、今回のA4 2.0TFSIクワトロの試乗でアクセルをベタ踏み(キックダウン)する機会はありませんでした。




街中の走行も快適

まず、4WD車でありますが、車庫入れが普通にしやすいです。また、パワーがある直列4気筒エンジンであるため、ストップ&ゴーが多い街中でも快適にストレスなく走行出来ます。

さらに、ハンドルも軽めです。


まぁ、強いて言うなら7速Sトロニック(DCT)は、発進時にクラッチが繋がるまでのタイムラグがあり、そこは難点になるかもしれません。(少なくとも私は苦手なので・・・)






アウディ A4 2.0TFSI クワトロ(B9) 機能性の紹介

アウディA4 2.0TFSIクワトロ 機能性
最近の車はメーター内の液晶に地図が表示されます。

オプションでバーチャルコックピット(メーター全体が液晶になっている)も選択することは可能ですが、大した機能は無く、7万円支払ってまでオススメできません。




ついていけないAudi MMIナビゲーション

A4に装着されるAudi MMI
A4に装着されるAudi MMIのコントローラ写真上:MMIのモニタ
写真左:コントローラ

Audi MMIとはアウディ車に装着される純正ナビゲーション システムのことで、地図表示以外にも車両設定を行うことが可能です。

以前より、Audi MMIは使いづらいナビであると紹介していますが、「使いづらい」を超越し、「凄い」というワードが適切であると紹介しておきます。

分かりやすいものから順に紹介していこうかと思います・・・。



〇地図機能は十分しかもオービス情報も教えてくれる〇

Navigation System
の中のマーク オービスが先にあることを教えてくれます。

地図データは日本のメーカーのものを採用しているため、上記機能が実現しているのですが、今後オービスは減少させる方向性であるため、移動式オービス(最新型)にも将来的に対応してくれると嬉しいですね。




〇バックモニタ付き 上からも表示されます(サラウンド ビューカメラ)〇

バックモニタ付き

コンビニエンスパッケージ(2.0TFSIクワトロは標準装備)を選択するとバックモニタなどが装備され、セーフティパッケージ(2.0TFSIクワトロ は標準装備)を選択すると上から表示されるサラウンド ビューカメラが装備されます。


通常雪道を走行するとカメラが泥で汚れてモニタ上、何も見えなくなりますが、
アウディA4 リア・・・アウディA4 リアから撮影
エクステリアのコーナーで紹介した通り、走っていると勝手に雪が落ちる車のようであるため、上記のように いつでも(雪さえ落ちれば・・・)カメラの映像がくっきりしています。


その他、メルセデス・ベンツなどはバックカメラが収納式になっており、必要な時だけ(ギアをRに入れたとき)だけカメラが出てきます。




〇Wi-Fi対応(笑)〇

Wi-Fi対応・・・

最近のドイツ車では当たり前になりつつありますが、車でWi-Fi対応と聞くともはや笑うしかありません。(一応いろいろ調べると、購入後3年までは無料らしい)

A3販売時よりWi-Fi対応になりましたが、A3の時が3Gであったの対し、新型A4はLTE対応になったそうです。容量制限はあるようですが、大きな データもサクッとダウンロード出来そうです。

また例えば、Wi-FiでApple musicなどに接続すれば、携帯電話の通信容量を気にせずに音楽を流すことが可能です。(今回は北海道であったため通信が出来ない場所もありそうですが・・・)




〇ナビ画面でニュースや情報の取得も可能〇

天気予報
フライト情報ニュース
 上 :気象情報⇒冬の北海道などの異常気象の案内は無さそうです。
左下:フライト情報⇒各空港の発着情報が見られます。
右下:ニュース⇒ネットニュースが車のモニタでも閲覧することが可能です。


さて、世の中の人は車にここまでの機能を求めるのでしょうか?
少なくともA8のような後部座席に乗る車であれば、移動時間中にニュースを見たり、情報を得たりしようとしますが、これだけスマートフォンが普及している現在、果たして必要性があるのかと考えたりもします。

と言いつつ、自分自身が時代遅れの人間であると感じさせられる機能でもありました。




〇スマートフォンとの連携も可能〇

これは後になって知ったのですが、専用アプリをダウンロードし、車と連携させると、車の現在の情報を携帯電話の画面上から確認できるほか、逆に携帯電話の 情報をアウディMMIの画面に表示させ、musicを再生させたり、画像を表示させたり、メッセージを表示させたりすることが可能です。

ただし、もしWi-Fiで連携している際、万が一ですが車ごと盗まれた際に、携帯電話内の情報をすべて盗まれる恐れもあるため、十分に注意する必要があります。





〇アウディMMI その他機能(抜粋)〇

Audi connect Navigator:オペレータが予約的なことや目的地設定などしてくれます。
Google Earth:地図上にグーグル アースが表示されます。
Audi SOSコール:事故などの際にSOSコールを発信。GPSを用いて迅速にレスキューを派遣。
   
その他にもいくつかありますが、こちらで掲載するよりも実際にアウディA4を運転していただければと思います。




ということで、以上時代の流れについていけないAudi MMIについてでした。





アウディA4の燃費向上対策の1つ  慣性走行(コースティング)

慣性走行(コースティング)とは、走行中にアクセルを離すとN(ニュートラル)で走っているのと同じ状態で走ります。(惰性で前に進みます。)

一般的に走行中にギアをN(ニュートラル)に入れることは危険性が伴うため禁じられていますが、このA4の場合、再度アクセルを踏んだり、ブレーキを踏んだり、シフトチェンジを行った瞬間にギアが繋がるため、元通りの走行を行えます。

慣性走行中
59km/hと速度計が表示されているにも関わらず回転数がアイドリングと同じ状態です。

↓         

慣性走行終了

カメラの向きが狂いタコメーターからズレましたが、アクセルを踏んだらシフトポジション インジケータがDではなくD6(6速で走行中)という表示が出ます。


慣性走行の作動条件は、走行モードをAUTOにしていましたが、エフィシェンシーモードでも作動しそうです。

また、作動するにあたりコンピュータが緻密に計算してくれているため、走行に違和感を覚えることはありません。下り坂ではギアがつながった状態になるため 安心です。強いて申し上げるとすれば、カーブの手前で思ったほどエンジンブレーキが効かないくらいでしょう。
私の場合は、カーブの手前でシフトダウンを行うため、それほど気にはなりません。




LEDライティング パッケージ装備車

どういう条件で装備されるのか分かりません※が、今回の試乗車両にはLEDライティングパッケージが装備されています。
※そのくらい調べろよと思われる方は多いでしょうが、残念ながら公式サイトも曖昧で(※※)、私には真実が分か りませんでした。
※※公式サイトによれば、LEDライティングパッケージを装備するにはラグジュアリーパッケージ(レザー)とセットにしなければ ならないそうです。中古車情報サイトでも確認しましたが、LEDライティングパッケージと布シートのA4は多かったです・・・。(2017年2月8日現 在)


それはさておき、
LEDライティングパッケージ
LEDヘッドライトになっています。

私の意見としては、HID(キセノン)で充分であると考えていますが、LEDライティングパッケージを装備した場合にはウインカーもLEDで点滅します。



ただし、
ハイビーム
ハイビーム中

オートマチックハイビームは装備されているものの、マトリクスLEDヘッドライトではないため、ロービームとハイビームの自動切替のみとなっています。 (対向車と前方車以外の暗い個所だけを照らす機能は装備されていません。)

また、流れるウインカーもありません。


したがって、都心など明るい場所を走行することが大半の方の場合、LEDライティングパッケージで充分ですが、田舎の峠をこよなく愛している方は多少金額が高くてもマトリクスLEDヘッドライトを装備することをオススメします。視認性が大幅に違います。






ということで、一旦ここで終了です。
次のページでは、本題でもある新型アウディA4 2.0TFSIクワトロの雪道の走行性能雪道運転素人がお伝えいたします。







関連項目:
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