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日産 V36スカイライン 250GT FOUR

Nissan SKYLINE 250GT FOUR
日産スカイライン250GT

日産スカイラインは1950年代より存在する歴史ある「車名」です。カルロスゴーンさんが就任してから2001年に発売されたV35スカイラインは、これ までのスカイラインのイメージを大きく変えるモノであり、ファンの間ではスカイラインでは無いと酷評されたほどです。

そんな新しくなったスカイラインも2代目に入りました。このV36スカイラインも先代同様V6エンジン(3.7Lか2.5L)を搭載しております。

2013年にV37へモデルチェンジし、V6-3.5Lのハイブリッド車として登場しました。しばらくは旧型250GTと新型350GT HYBRIDと併売されていましたが、現行スカイラインに200GT-tが販売さらたことでV36スカイラインの販売も終了しました。

V36スカイラインまでは、なんだかんだ普通のエンジン(V6)を搭載していましたが、現行スカイラインになってからは、ハイブリッドとダイムラーから調 達した2000㏄ターボエンジンの2本立てとなり、本当にスカイラインは車名だけになってしまった印象が強いです。







試乗車概要

NISSAN SKYLINE 250GT FOUR

排気量
2.5L
最高出力/トルク
225ps/26.8kgf
走行距離
累計 1,500km
(高速・山道・街中)
今回の平均燃費
TTL  10.0km/L
車両本体価格
約330万円
 
V36スカイラインはデビューして以降、なぜか各地のレンタカー屋さんで乗る機会があり、北海道を中心によく乗っています。前期モデルでは250GT (FOUR)Type-Vを、今回試乗した後期モデルは250GT FOURです。

なお、掲載されている内装の写真は前期モデルのものもありますのでご了承ください。


エクステリアのデザイン (SKYLINE 250GT)

スカイライン250GT

もともとスカイラインはスポーツセダンという認識を持っていますが、このデザインだとあまりスポーティ感は感じられません・・・。ただ、普通の車として見 る分は、悪いデザインだとは思いません。

テールランプは伝統の丸目4灯


スカイライン テールランプは丸目4灯

今回ライトをつけた状態で撮影しませんでしたが・・・、このスカイラインにも伝統の丸目4灯が装備されています。V35で一度無くなりかけたテールランプ はV35の後期モデルより復活し、GT-Rなどにもついています。

ここだけはゴーンさんのこだわりのようです。


ちなみに、写真では分かりづらいですが、グレードエンブレムのところに250GTとは書いてありますが、4WDグレードで一般的なFOURという文字が見 当たりませんでした。夏のレンタル用にFR車を大量に安く購入した可能性はありますが、ただ、実際試した限りは4WDでした。




スカイラインのインテリア

スカイライン 内装
インテリアアルミトリムが採用されており、シートもファブリックと(人工)レザーのシートが装備されており、スポーティ内装だと思いま す。

今回試乗したモデル末期のスカイライン以外では本革シートの選択も可能でした。


一方、後部座席の座り心地ですが、あまりよろしくなく、ヘッドレストが上下可動式でないため、長時間座っていると首が疲れるようです。また、とても狭いで す。


一方で借りに最低グレードであったとしても、運転席はもちろん、助手席もパワーシートが装備されています。こ の点はマークXより勝る点だと思います。


ステアリングスイッチも装備されていますが、この頃はまだレーダークルーズコントロールも装備されておらず、比較的使いやすいものでした。


アナログ時計が印象的なデザイン

スカイライン 内装 センターパネル

記憶が間違えていなければ、初代フーガ販売時よりアナログ時計が装備されていたと思います。



スカイラインの走行性能

スポーツセダンと呼ばれるスカイラインの走行性能を見てみたいと思います。

やたら重たいハンドル

今どきここまで重たいハンドルは珍しいです。というくらい、重たいです。

たしかにハンドルの直径が小さいためテコの原理で考えても重たくなることは容易に想像つきますが、ただこれがスカイラインの味付けなのだと思います。

峠の走行性能はGOOD

ただ、そのおかげで山道の走行性能は向上していると言わないまでも、運転をしていると実感できるつ くりになっているのでは ないでしょうか。日本のクルマに、ときめきが帰ってきたような気がします。。



ミッション(時代遅れの5AT)と エンジン

MTモード付き5AT
DSモード今でこそ当たり前ですが、MTモード付きの5ATです。当時の370GTを選べば7ATもありました。

マニュアルモードでシフトダウンをすると、タイムラグも少なく、シフトチェンジを行う際に回転数が高くなるため、ヒール アンド トゥを行っているかのようです。
(日産HPでの話でしたが、実際に運転し分りました。)


一方DSモードはよく分からず、たしかにDSに入れると回転数が上がるなど速くなりますが、このスカイラインもともと速いので、そこまで必要性は無い感じ がしました。


搭載しているエンジンは最後のV6-2.5Lエンジンです。マークXと比較をしても力強さがあり、速い感じがします。(それに伴い燃費も悪いです・・・) 高速道路の合流でも軽く踏めば周りの車両と速度を合わせられるので、大変快適ではあります。



プロジェクター式 バイキセノン ヘッドライト

バイキセノンヘッドライト
立ち入り禁止区域に「命と山菜どっち取る」と書いてあるのが印象的

バイキセノンとは、ロービームもハイビームもキセノンライトで照らしてくれます。メリットは夜道も明るく走行できる一方、デメリットとしては玉切れの場合 は費用が高いため、昼間に頻繁にパッシングをするような人だと余計な費用が掛かるでしょう。(ハロゲンハイビーム非装備車)


たしかスカイラインの前期モデル試乗した際にはAFS(Adaptive Front light System)が装備されており、街灯の無い山道も安心して走行することが出来ましたが、後期モデルの最低グレードだと、その辺りは装備されていないよう です。

その代わり、VDC(横滑り防止装置)が全グレードに装備されました。



スカイライン その他気になったこと

もし1人や2人で乗車するのであれば、乗り心地は少々悪いですが、あまり問題は無いと思います。もし、4人で乗車するような場合には、運転席と助手席を少 し前にすれば済むかと思います。それ以外で気になった点を紹介します。


車庫入れがしにくい

4WDだからか分かりませんがハンドルのキレが悪いです。車庫入れなどが狭かったりすると大変でしょう。(北海道の場合は駐車場は広い所が多いため、苦労 することはありません。)そこに重たいハンドルが加わるため、日常生活では少々不便かもしれません。


まっすぐ走る分には運転のしやすい 車

スカイラインスポーツタイプの車両ですが、視界は悪くなく、まっすぐ走ったりする分には運転のしやすい車です。(ただ、残念なことにクラ ウンやマークXには劣ります。)

しかも力強さもあり、運転するには快適な車であるかと思います。








V36 スカイライン250GT FOUR 総評

散々250GT「FOUR」とは書いてありますが、雪道は一切走行していないため、4WDの性能は試していないのでご了承ください。

北海道にて

ハンドリングは良く2.5Lエンジンですら力強さは十分でスポーツタイプのセダンとしては合格であると思います。ただし、本気で峠を責められるほどのハン ドリング性能は持っていないので、あくまでスポーツセダンです。


ただし、ライバル他車と比較を比較をした場合、
乗り心地  :マークX > IS250 > ティアナ > スカイライン
ハンドリング:IS250 > スカイライン >> マークX >>>ティアナ

になるかと思います。
  
※個人差はたくさん ありますし、ほかにもBMW3シリーズやメルセデスCクラスもありますが、そこまで考えると1時間以上かかりそうなので、これで勘弁してください。




とはいえ良い車ではあると思います。





で、マークXと比較をすると?

マークX 250G FOUR 初期(前期型)
トヨタ マークX250G FOUR

マークXにいたっては、Fパッケージを装備しなければスカイライン250GTとほぼ同一の装備内容となります。金額は当時330万円(モデル末期のため。 一般的な後期モデルは約350万円)。一方のマークX250G FOURは300万円です。


一見するとマークXの方がコストパフォーマンスが良さそうに見えますが、
実はスカイラインには純正カーナビ+バックモニタ他が装備されていて (後期)、マークXはオーディオレスなのです。もし、純正ナビを装備した場合は50万円ほど掛かり、一番ランクの低いナビでも15万円は掛かります。

したがって、細かいところを見なければ金額的には大差はありません。でも、私が購入するなら万人受けし面白味が一切ない マークXを選択するでしょう。ハンドリングが悪くても絶対的な安定感がマークXにはあります。



とはいえ、現行スカイライン(V37)はスカイラインという車名を残したまま、インフィニティ バッジをつけており、排気量が小さくなったくせに車両本体価格も上昇しました。
中途半端な高級感のくせに







関連項目:
V37スカイラインとケンとメリーの木日産 V37スカイライン 200GT-t(次世代ターボ)
BMW318d ラグジュアリー BMW318d Luxury
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